「合同会社さきわふ」 はじめての講演のお仕事でした

 この春スタートした「さきわふ」。

 6月18日、人前でお話をさせていただくというミッションを賜りました。ニュースやJリーグ以外では初めてのお仕事でした。

 舞台は梅林建設株式会社が行う「安全大会」。その大会での講演を仰せつかりました。

 梅林建設は大分市に本社がある、いわゆるゼネコン〜総合建設業の会社で、100年を超える歴史のある会社です。

 コロナ禍だった数年間を除いて毎年この時期に、一緒に仕事をされるたくさんの会社の皆さんとともに、1年間の成果の発表であったり、素晴らしい功績を残したところへの表彰であったり、「安全」について意識を高めていこうという集まりです。もう半世紀以上続けている大会です。

 建設の現場での安全。つまりそれは一歩間違えると、命に関わるものです。

「三大災害」ってご存知ですか?1つは「墜落・転落」災害。2つ目は「建設機械・クレーン等」の災害。そして3つ目は「倒壊・崩壊」の災害です。

 皆さんの意識の高まりで減っているけれども0(ゼロ)ではない、ゼロを目指していこうという強い思いがこの大会を支えています。

 そして今、そこに加わろうとしている危険なもの。それは「熱中症」です。最近の夏は確かに命を奪う暑さです。

 この6月から「職場における熱中症対策」が強化され、義務化されました。早く対処する、適切に対処する、重篤化を防ぐ…建設関係の皆さんも、今最も力を入れているのがこの「熱中症対策」だそうです。

 さて、私の講演。

「演題に制約はありません。『安全』を意識しなくてもいいですよ!」とは言われていたのですが、やはりこの場でお話をさせていただくのに相応しいものをと考えて臨みました。

 マイクの前で私ができること。それはこの大会に出席なさった皆さんの気持ちと同じ。

 大切なひとの「命」を【言葉】で守ること。そんなお話をさせていただきました。

 そのきっかけの一つ、それも大きなきっかけになったのが、東日本大震災を実際に経験した同期のアナウンサーとの会話であることなどをご紹介しました。

 まとめると、このようなお話をさせていただきました。

 建設現場の皆さんはいつも現場で掛け合っている言葉があります。(ご存知ですか?) 私もこの講演の最後にこの言葉を使わせていただいて、会場の皆さんと一緒に声を出してこう結びました。

 「さきわふ」として、はじめての講演のお仕事でした。