新しい活動の始まり。防災の意識を楽しく広められたら。

 ニュースやスポーツ実況など私自身の番組出演が「さきわふ」の活動の中心であることは間違いないのですが、イベントなどの演出やアドバイスということもやっていきたいなと思っていたところ、その初めての機会がやってきました。

35回目となる地域のイベントへ

 11月3日。35年続く地区のお祭り「豊府まつり」の中に設けられた「防災のことを考える時間」のお手伝いをしてきました。

 「豊府まつり」は豊府小学校の体育館を舞台に、地域の皆さん方がさまざまなステージを繰り広げます。日本舞踊もあれば、豊府中学・高校の吹奏楽もあれば、地域の太鼓グループの演奏なども。生花や絵画の展示も行われていて、まさに「地域の文化祭」です。

 そんな地域の文化祭の中に「防災」のコーナーが設けられました。大分川が近いこともあり、防災の意識が高い方が地区の役員さんにたくさんいらっしゃいます。今回はそんな皆さん方と大分市にある「50S合同会社」(ゴーマルエスと読みます。)が協力して、ミニシンポジウムをしたり、展示やデモンストレーションを行い、まつりの参加者に防災の意識を高めてもらう活動を行いました。

 私は以前ニュースで「災害に備えること トイレが大事!」という特集を作りました。水や食料の備蓄と同じぐらいトイレの確保はできていますか?という内容です。(だって食べたら…出るんですから!)その時の取材でお世話になった「50S合同会社」の首藤明子さんが「手伝って!」と声をかけてくださったのでした。

(※「50S合同会社」は防災の見える化を進め、備えのアドバイスなど地域や企業の防災の活動のサポートをなさっています。私が今入居している「おおいたスタートアップセンター」の先輩企業でもあります。)

シンポジウムの構成と進行をお手伝い

 お手伝いをしたひとつが「シンポジウム」の構成作成と司会。地域でどんな備えをしているかを知っていただき、地域にどんな問題点があるか、これからどんなことが必要なのか…を地域の方々に直接話しかけました。

 これまでの番組作りの経験から、いわゆる進行台本を書くことは得意なところです。地域の方のお話を伺い、50Sの首藤さんの意図を伺い、進行台本を書きました。どこを見て欲しい?何を感じてもらいたい?を明確にする作業でした。

 他にも…ちょっとした「見せ方」の工夫のアドバイスもさせていただきました。ステージの右側(上手)を見てください。登壇者のお名前がわかるようにしました。「地域の文化祭」に来てくださっている方に時間をいただいての防災の話です。この方は誰なの?? 聞いてくださっている方に「?」を抱かせない、置いてけぼりにしない工夫です。テレビでは名前の字幕(スーパー)が出ますけれど、このような会場ではそうもいきません。また公民館で備蓄しているものなどもこのスクリーンで紹介しましょう!と提案しました。言葉だけだとイメージしにくいものを「一目瞭然」にする工夫です。

最新の防災食を試食していただく

 校庭に設けられたテントでは「50S合同会社」が日頃提案している「防災」のあれこれを来場者に実際に体験していただきました。最新の防災食(保存食)を試食していただいたり、揃えておきたい防災リュックの中身を紹介したり、大分のDMATに所属している看護師さんに止血の仕方を教えていただいたり。途中の進行を含め、お手伝いをさせていただきました。

自分の手のバイ菌で小学生盛り上がる!

 自分の手に残っているバイ菌がどれほどのものかわかる体験コーナーは小学生や親子連れに大人気でした。日常生活の感染症対策で何より大事なのが入念な手洗いです。感染症の8割は手から…だと看護師さんも言っていました。よーく手を洗った後でも自分の手にこれだけまだ残っているんだ!!と小学生のグループは盛り上がっていました。しっかり手洗いをすればインフルエンザを防げるからね!頑張って!!

 

 朝7時から準備を始め、テントでの活動やミニシンポジウムを行い、午後3時ごろ終了。楽しみながら防災の意識が高まれば、これ以上いいことはないよな…と思いながら1日があっという間に過ぎていきました。心地良い疲労とともに。

 私にとっても新たな活動のスタートになりました。楽しく防災を体験できるこの機会にお手伝いができて嬉しかったです。豊府地区の皆さん、50S合同会社の皆さん、大変お世話になりました。またやりたいですね!ありがとうございました。

「出血した人」役は…会長さん

 止血法を学ぶ体験会で「出血した人」を演じてくださったのは豊府地区防災士協議会の〆野(しめの)会長。熱演(!?)感謝いたします。(※実際に怪我をしたわけではありません!)